猫はグルーミングでおしりをキレイにしてる?拭く必要はあるのか? | 猫村 猫之助ブログ

猫はグルーミングでおしりをキレイにしてる?拭く必要はあるのか?

おしりを向けて寝る茶トラ猫 グルーミング
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愛猫の成長を見守りながら暮らしています。
猫に限らず動物好き。
趣味は映画館で映画を観ること、神社の御朱印集め、スニーカー集め、写真。
『スピリチュアル』『猫の不思議な魅力』や『猫に関する豆知識』を中心にブログ配信中。

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猫と一緒に生活していると、毎日が発見の連続ですよね。特に、猫が自分のおしりをペロペロとグルーミングする姿は、なんとも言えない可愛さがあります。

ですが、時々『あれ、猫のおしり、拭いてあげた方がいいのかな?』と思う瞬間もあるかもしれません。実は、猫のこの行動にはちゃんとした理由があるんです。

この記事では、猫がどうして自分でおしりをキレイにしているのか、そして飼い主がお手伝いするべき時はどんな時なのかを、楽しく解説していきます。みんなで猫の可愛さと不思議さを再発見しましょう!

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結論。猫のおしりは基本的に拭く必要はなく、グルーミングのみで問題なし!

キャットタワーでリラックスしているblog運営者の愛猫
上の画像は私の愛猫『そら』と言います。うちの愛猫もおしりをキレイにグルーミングしています!

結論から言うと、猫のおしりは基本的に、飼い主さんが拭く必要はありません。なぜなら、猫は自分の身体をとても上手にキレイに保つことができる生き物だからです。

猫のグルーミングはただのお手入れ以上の意味があり、自己清潔を保つために非常に効果的なんです。猫は自分の舌を使って、体の隅々までキレイにすることができます。

キャットタワーでセルフグルーミングをするblog運営者の愛猫

上の画像は愛猫がセルフグルーミングをしているときのものです。

「肉球」をグルーミングするblog運営者の愛猫

上の画像のように『肉球』もグルーミングしています。猫は体の隅々までキレイにするのです。

特におしり周りも例外ではなく、通常はグルーミングだけで十分キレイに保つことができるんですよ。だから、特に心配する必要はないんですね。もちろん、特別な状況下でのお手伝いが必要な場合もありますが、基本的には猫自身にお任せして大丈夫です。

おしりの『拭き過ぎ』には注意が必要

猫のおしり周りの毛が生えていないところは、直腸粘膜の続きである柔らかい部分です。これからおしりを拭く必要があるケースを説明していきますが、拭き過ぎると赤くなったり、簡単に傷ついて炎症をおこしてしまいます。

愛猫のために良かれと思っておしりを拭いていたはずが、逆におしりを傷つけてしまわないように気をつけましょう。どのようなケースでおしりを拭くケアが必要なのか飼い主さんは知っておく必要があります。猫が何を嫌がるのかもそれぞれの猫によって違います。

飼い主が愛猫のおしりを拭く必要があるケースはどんなとき?

おしりを向けている猫

猫が自分できれいにできるとはいえ、飼い主がお手伝いする必要があるケースもあります。

  • 愛猫のおしりがあまりに汚れているとき
  • おしり付近をグルーミングしない猫も稀にいる
  • 長毛種は状況次第で拭いてあげた方がいいかも
  • 飼い主さんが幼猫に排泄を促すとき

拭く必要があるケース1.愛猫のおしりがあまりに汚れているとき

愛猫のおしりが通常よりも汚れてしまう場合、飼い主のお手伝いが必要になることがあります。これは、特に猫が下痢をした後や、何らかの理由で排泄物が毛に絡みついてしまった時に見られます。猫の自然なグルーミングだけでは落ちにくい汚れは、飼い主さんが優しくケアしてあげる必要があります。

このような時には、猫の敏感な肌を考慮して、無香料で肌に優しいウェットティッシュや、ぬるま湯に浸した柔らかい布を使用するのがおすすめです。直接肌に触れるものなので、猫の肌に刺激を与えないように注意しながら、汚れを優しく拭き取ってください。また、おしり周辺の汚れは、猫にとって不快感のみならず、皮膚炎などのトラブルを引き起こす原因にもなりえるため、早めに対応することが重要です。

拭く必要があるケース2.おしり付近をグルーミングしない猫も稀にいる

たまには、自分のおしり付近をあまりキレイにしない猫もいます。これはちょっと変わった個性とも言えるかもしれません。もしかしたら、『自分でおしりまで届かないよ~』とか、『前にちょっと嫌なことがあって…』なんて理由があるのかもしれません。でも、心配無用です! こういう時は、私たち飼い主が優しくサポートの手を差し伸べてあげる番です。

おしりの清潔は、猫の気持ちいい毎日を送るためにも、とっても大切です。だから、愛猫が自分でお手入れしないときは、優しいウェットティッシュやぬるま湯に浸した柔らかい布で、サッと拭いてあげましょう。この時、大事なのは、猫に『大丈夫だよ、安心してね』と伝えること。優しい声かけと、愛情たっぷりのケアで、おしりも心もピカピカにしてあげてくださいね。

拭く必要があるケース3.飼い主さんが幼猫に排泄を促すとき

幼猫のお世話をしていると、驚くことがいっぱいですよね。特に、生後まもない幼猫は、自分でおしっこやうんちをすることができないんです。自然界では、お母さん猫が舐めることで、小さな子猫のおしりを刺激し、排泄を促します。でも、お母さん猫がいない場合、この大切な役割を飼い主さんが担うことになります。

下の写真は飼い主さんが、赤ちゃん猫の排泄を手伝っている様子です。赤ちゃん猫は生後30日頃までは自分で排泄することができないのです。

子猫の排泄を促す飼い主さん

この時、柔らかい布かコットンをぬるま湯で湿らせて、優しく幼猫のおしりをマッサージするように拭いてあげましょう。この刺激が排泄を助けるんです。もちろん、優しくやさしくがポイント。幼猫にとって、これはお母さん猫の愛情の表現と同じなので、愛情を込めて、落ち着いた声で話しかけながら行うといいですね。

拭く必要があるケース4.長毛種は状況次第で拭いてあげた方がいいかも

長毛種の猫は、その豊かな毛並みが魅力的ですが、グルーミングにはちょっと手間がかかるんです。特に、おしり周辺の長い毛は、うんちがつきやすく、自分でキレイにするのが難しい場合も。そんな時、飼い主さんがサポートしてあげると、猫も快適に過ごせますよ。

下の写真は「長毛猫」です。見た目からして、毛の表面は猫自身でグルーミングできても、排泄物が毛に絡まったりしたら、グルーミングが難しそうですよね…

長毛猫

もし、おしりの毛に何かついてしまったら、猫が不快に感じないよう、優しくウェットティッシュやぬるま湯を使った柔らかい布で拭いてあげましょう。この時も、猫の肌に優しいものを選んで、やさしくケアしてくださいね。



猫がおしりを舐める6つの理由とは?

トイレで排泄をしている猫
猫が自分のおしりを舐める行為は、一見シンプルなグルーミングの一部のように思えますが、実はその背後にはいくつかの理由があります。ここでは、猫がおしりを舐める6つの主な理由を紹介します。

  1. グルーミングしている
  2. うんちがついているから
  3. 肛門腺をキレイにしている
  4. 母猫が幼猫に排泄をするように助けている
  5. 何かの病気かも?
  6. おしりを怪我をしているから

猫がおしりをする舐める理由1.グルーミングしている

猫がおしりを舐める最も一般的な理由は、やっぱりグルーミングの一環です。猫にとって、自分の体をキレイに保つことはとても大切。その過程でおしり周辺も例外ではありません。この自己グルーミングは、毛を整えるだけでなく、死んだ皮膚や寄生虫を取り除き、さらにはストレス解消にも役立つんです。

猫は、この行為を通じて自分の体を快適な状態に保ちます。グルーミングはまた、健康を維持するための重要な習慣でもあるので、猫が自分のおしりを舐めるのを見かけたら、猫が自己ケアをしている証拠です。こんな風に、猫の行動一つ一つには、その理由があり、猫なりの健康管理をしているんですよ。

猫自身のセルフグルーミングだけでは不十分だと感じて、私の愛猫はグルーミングセット『Neakasa』を使っています。掃除機で猫の毛を吸い取りながら、ブラッシングできます。猫が大嫌いな『掃除機の音』も気にならないくらいとても静かです。

ベットを占領する筆者の愛猫

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猫がおしりを舐める理由2.うんちがついているから

猫がおしりを舐めるもう一つの理由は、単純明快、うんちがついているからです。特に、トイレ後に少し残ってしまった場合や、長毛種の猫で毛に絡みついてしまった場合など、猫は自分でこれをキレイにしようとします。自然界では、自分の体をきれいに保つことは生存に直結する行動なので、猫にとってもこれはとても重要なことなんです。

猫が自分でおしりをキレイにしている姿を見かけたら、それは猫が自分の衛生を保とうとしている証拠。ただし、うんちがついていることが頻繁にある場合や、おしり周辺の毛に常に何かがついてしまう場合は、何らかの健康上の問題があるかもしれません。そんな時は、獣医さんに相談してみるといいですね。

猫がおしりを舐める理由3.肛門腺をキレイにしている

猫がおしりをペロペロと舐めるのには、実はちょっとしたお掃除作業が含まれているんです。その一つが、自分の肛門腺をキレイにしている行為です。

肛門腺っていうのは、猫のおしりの近くにある、ちょっと特殊な匂いを出す小さな袋のこと。この袋はマーキングなどに用いられる分泌物を蓄積しておくことができます。本来はマーキング時、もしくは排泄と同時に分泌されています。この匂いは、猫同士の『こんにちは!』みたいなもので、すごく大事な役割を持っています。

ですが、たまにこの肛門腺が詰まっちゃったり、ちょっと匂いがキツくなっちゃうことがあるんです。そんな時、猫は『うーん、ちょっと気になるなあ』と思って、自分で舐めてキレイにしようとするんです。これは猫が自分で自分を快適に保とうとする賢い行動なんですよ。だから、おしりを舐める姿を見かけたら、それは猫が「ちょっとお掃除タイム」をしている証拠です。猫の世界には、こんなにも賢くて自立した習慣があるんですね。

猫がおしりを舐める理由4.母猫が幼猫に排泄をするように助けている

猫のおしりを舐める行為には、親子の絆を深めるとっても素敵な理由もあるんです。特に、母猫が小さな幼猫のおしりを優しく舐めるのは、ただのグルーミング以上の意味があります。生まれて間もない幼猫は、まだ自分でおしっこやうんちをすることができないんです。そこで、母猫が舐めて刺激を与えることで、小さな体を助けて排泄を促すんです。

母猫と幼猫

この行為は、幼猫の健康を守るだけでなく、母猫と子猫の間の信頼関係を築く大切な時間でもあります。母猫の愛情あふれるケアを受けながら、幼猫は安心して成長していくことができるんですね。だから、猫がおしりを舐めるのを見かけたら、それは猫の世界における愛情表現の一つだと思って、ほっこりした気持ちで見守ってあげてください。猫の行動一つ一つには、愛とケアがいっぱい詰まっているんですよ。

猫がおしりを舐める理由5.何かの病気かも?

時に、猫がおしりを頻繁に舐めるのは、何かしらの健康問題が隠れているサインかもしれません。猫がいつも以上におしりを気にしているように見えたら、『もしかしてどこか不快かな?』と考える飼い主さんも多いはずです。実際、肛門腺の問題、寄生虫の感染、アレルギーや皮膚病など、おしり周辺が不快な状態になっている可能性があります。

猫が不快そうにしていたり、おしりを舐める行為が普段と違うことに気づいたら、それは愛猫が『何か助けてほしいな』とサインを送っているかもしれません。このような場合は、早めに獣医さんに相談してみることをおすすめします。獣医さんなら、猫の不調の原因を正確に判断して、適切なアドバイスや治療を提供してくれるはずです。

猫がおしりを舐める理由6.おしりを怪我をしているから

猫がおしりを舐める理由の中には、『おしりを怪我してしまったから』というものもあります。猫はとても活発で好奇心旺盛な生き物ですが、その分、思わぬところで怪我をしてしまうことも。おしりやその周辺を怪我してしまった時、猫は本能的に傷口を清潔に保とうとして、舐める行動を取ります。

怪我をした場所を舐めることで、猫は自然の消毒作用を利用し、傷の治癒を促そうとするんです。ただ、過度に舐めすぎると傷口が悪化することもあるので、飼い主さんは注意が必要です。怪我のサインとしては、おしり周辺の毛がなくなっている、赤みがある、腫れているなどがあります。こんな変化に気づいたら、愛猫が痛くないように、優しくケアしてあげてくださいね。そして、状況によっては早めに獣医さんに相談することが大切です。

猫同士がアログルーミングでおしりを舐める4つの理由とは?

アログルーミングをしている二匹の猫

猫同士がアログルーミングを行う場面は、その仲の良さを象徴する瞬間です。特に、おしりを含むお互いの体を舐め合う行為は、信頼と絆の深さを示しています。猫たちにとって、このグルーミングはただの身だしなみ以上の意味があるんです。

  1. 仲が良いから
  2. 情報交換をしている
  3. 愛情表現
  4. 信頼関係の証

アログルーミングを行う理由1.仲が良いから

猫がおしりを舐め合うのは、『君は私の大切な友達だよ』と言っているようなものです。一緒に過ごす時間の中で、互いにケアをし合い、心地よい関係を築いています。アログルーミングは、猫社会の中で信頼関係を育む重要な役割を果たしているんですね。だから、猫たちがおしりを舐め合っている姿を見たら、それは猫がとっても仲良しで、お互いを大切に思っている証拠ですよ。

アログルーミングを行う理由2.情報交換をしている

猫同士がアログルーミングでおしりを含めて互いを舐め合う行為には、単なる仲良し行動以上の深い意味があります。それは、お互いに情報交換をしているという側面です。猫の世界では、匂いは非常に重要なコミュニケーション手段です。猫は体から分泌されるさまざまな匂いを通じて、健康状態、感情、さらには社会的地位などの情報を伝え合っています。

アログルーミングのとき、特におしり周辺を舐め合うことで、猫たちは互いの肛門腺からの匂いを嗅ぎ、これによりお互いの健康状態や気持ちを『読み取る』ことができるんです。この行為は、猫同士の絆を深めるだけでなく、グループ内の安定や調和を保つためにも重要な役割を果たしています。だから、猫がおしりを舐め合っているのを見かけたら、それは猫たちがお互いに大切な情報を共有している証拠なんです。

アログルーミングを行う理由3.愛情表現

猫同士がアログルーミングをする際、おしりを含む互いの体を舐め合う行為は、愛情表現の一つとしても非常に重要です。この行動は、お互いに対する愛とケアを示す深い意味を持っています。猫たちが互いのおしりを舐めることは、人間で言うハグやキスに似ているかもしれませんね。猫にとって、アログルーミングは相手に『君は大切な存在だよ』というメッセージを伝える方法なんです。

この愛情深いケアは、特に親密な関係にある猫同士でよく見られます。家族のように育った猫や、長い時間を共に過ごしてきた仲良しの猫たちが、お互いを安心させ、愛情を深め合うためにこの行為をします。だから、猫たちが互いにグルーミングをしているのを見るときは、猫の間に流れる愛情と信頼の深さを感じ取ることができるはずです。それは、猫の世界における心温まる愛情表現の瞬間なんですよ。

アログルーミングを行う理由4.信頼関係の証

猫たちがアログルーミングで互いのおしりを舐め合う行為は、信頼関係の強さを示す証でもあります。この行為は、互いに自分のもっとも脆弱な部分をさらけ出していることになり、それを許せるのは、深い信頼関係があるからこそです。猫同士がこのようにお互いをケアすることは、ただの仲良しを超えた、お互いに対する絶大な信頼を意味しています。

猫の世界では、おしりを含む身体の後部は攻撃されやすい場所であり、普段は警戒している部位です。しかし、アログルーミングでは、互いにこの部位を舐め合うことで、『あなたを信頼しています』という強いメッセージを交わしているのです。このような行為は、猫同士の間での絆をさらに深め、安心して一緒にいられる関係を築いています。

猫たちが互いにこのようなケアをしているのを見るとき、それは猫たちが築いてきた信頼の証であり、お互いを心から尊重し合っている美しい瞬間なんですよ。

まとめ

まとめ

猫の世界は本当に面白いですよね。おしりをキレイにする行動一つ取っても、そこには愛情や健康チェック、そして仲間との絆が詰まっています。猫が自分やお友達のおしりをペロペロしているのを見ると、『ただのお掃除じゃないんだな』と感じますよね。

特別な時を除いて、猫のこの行動は猫にお任せで大丈夫です。ですが、愛猫がいつもと違うグルーミングをしていたら、それは『ちょっと気になることがあるかも?』のサインです。そんな時は、やさしい声かけと共に、ちょっとしたケアをしてあげると喜ぶかもしれません。

猫同士が互いにケアし合う姿は、本当に心温まるもの。これは猫たちの間の強い信頼と愛情の証拠です。私たちも、この素敵な瞬間を見るたびに、猫たちから愛と友情の大切さを学ぶことができますね。

猫との日々は、こんなにも楽しくて、時にはほっこりする発見でいっぱい。猫の行動一つ一つに込められた愛とケアを感じながら、これからも一緒に素敵な時間を過ごしていきましょうね。



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