愛猫との生活は、愛情いっぱいだけど、責任も伴います。愛猫の幸せと長寿のために、私たち飼い主にできることがあります。まず、栄養バランスの良い食事を考えることから始めましょう。愛猫の健康は、食べ物から始まるんです。
次に、定期的な獣医さんのチェック。愛猫が元気でいられるように、健康管理は欠かせません。そして、運動は大切です。お家の中で楽しく遊ぶことで、健康維持につながります。安全な環境作りも忘れずに。愛猫が怪我をしないよう、危険なものは置かないようにしましょう。
愛情たっぷりのスキンシップを。愛猫との絆を深めることが、ストレスを減らし、幸せな毎日を送る秘訣です。これから猫を迎える予定の方にも、ぜひ参考にしてください。猫との素敵な時間を大切にしましょう。
■この記事を読んだ読者がわかること
- 栄養バランスの良い食事が大切
- 定期的な獣医チェックの重要性
- 運動と遊びの必要性
- 安全な環境づくり
- 日常的な健康チェック
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猫の健康のためにできることとは?予防措置とケア
猫の健康を維持するためには、適切な予防措置とケアが不可欠です。具体的には、以下のポイントに注意してあげると良いでしょう。
予防接種で病気を防ぐ
混合ワクチンを定期的に接種することで、猫がかかりやすい病気から守ることができます。これにより、猫が重い病気にかかるリスクを大幅に減らすことができます。
フィラリアやノミ・ダニの予防薬
フィラリアやノミ、ダニは猫に深刻な健康問題を引き起こす可能性があります。これらの予防薬を使うことで、猫ちゃんと飼い主さんの生活が快適で健康的なものになります。
ブラッシングと耳のケア
定期的なブラッシングは毛球症や皮膚病の予防に役立ちます。また、耳のケアを怠らないことで、外耳炎のリスクを減らすことができます。
歯と爪のケア
歯周病は猫ちゃんにとって深刻な問題です。歯磨きや定期的な歯科チェックで、歯周病を予防しましょう。また、爪の手入れを行うことで、爪が引っかかることによる怪我を防ぐことができます。
自宅で出来る愛猫の健康チェック
- 愛猫からのSOSを見逃さない
- 愛猫の健康管理は飼い主さんの観察眼が重要
- 愛猫の健康チェック項目
詳しく説明していきます。
愛猫からのSOSを見逃さない
愛猫からのSOSを見逃さない方法を知っていますか?猫は自分の健康状態を上手に伝えることが難しい生き物です。だからこそ、飼い主が愛猫からの細かなサインに気づくことがとても大切です。
例えば…
- 食欲不振
- 過度の隠れ行動
- いつもと違う鳴き声
- 活動量の減少
また、トイレの習慣の変化や毛並みの乱れも、健康上の問題を示すサインの可能性が高いんです。トイレでの問題は特に、泌尿器系の疾患を示していることが多いため、注意が必要です。毛並みが乱れている場合は、栄養不足や皮膚病、ストレスのサインであることがあります。
愛猫の健康を見守るためには、日常的に猫の様子を観察し、異変に気づいたら早めの対応が必要です。獣医師の診察が必要な場合もありますが、飼い主さんの愛情と気配りが猫の健康を支えます。愛猫とのコミュニケーションを大切にし、愛猫のSOSを見逃さないよう心がけましょう!
愛猫の健康管理は飼い主さんの観察眼が重要
愛猫の健康管理は、飼い主の観察眼がカギを握っています。猫たちは自分の不調を上手に隠すことがあり、深刻な問題があってもそれを表に出さないことが多いんです。
飼い主は、猫の日常の行動パターンに注意を払う必要があります。先ほどの説明と重複する部分はありますが、食事や水の摂取量、排泄の習慣、運動量、毛並みの状態など、日々の変化に気を配りましょう。
些細な変化も見逃さず、異常が見られた場合は迅速に対処することが大切です。
愛猫の健康チェック項目
自宅で定期的に愛猫の健康チェックを行うことは、猫の健康を維持する上で非常に重要です。愛猫の健康を守るためのボディチェックは、飼い主さんにとって大切な役割です。以下は、簡単な健康チェックリストです。
- ボディチェック:愛猫の全身を優しくなでて、しこりや傷、皮膚の異常がないか確認しましょう。また、体重の急激な変化にも注意しましょう。体重が急に増減すると、健康上の問題が隠れている可能性があります。
- 目と耳のチェック:目や耳の周りが清潔であるか、異常な分泌物や赤みがないかを確認します。目や耳の問題は、感染症やアレルギーの兆候であることがあります。
- 口腔チェック:口臭がないか、歯や歯茎に異常がないかをチェックします。歯周病は猫にとって一般的な問題で、他の健康問題にも繋がることがあります。
- 排泄物のチェック:トイレの状態を観察し、便や尿の異常がないか確認します。便の硬さ、色、尿の量や色は、健康状態を知る重要な指標です。
- 行動の観察:普段の行動パターンに変化がないかを注意深く観察します。急な行動の変化は、ストレスや健康問題を示していることがあります。
健康な猫の特徴とチェックポイント6選
健康な猫は、日々の生活の中でいくつかの明確なサインを見せます。以下のポイントをチェックすることで、愛猫の健康状態を確認する手助けができます。
- 活発で遊び好き
- 良好な食欲
- 規則正しい便通
- よく眠る
- 体の重さに注意
- 行動に注目
健康な猫の特徴1.活発で遊び好き
健康な猫はとにかく活発で、よく遊びます。おもちゃや動くものに興味を示し、エネルギッシュに遊ぶ姿が見られます。遊びが日課の一部であることは、体調が良好である証拠です。
健康な猫の特徴2.良好な食欲
健康な猫は、適切な食事をしっかりと摂ります。食事が毎日の楽しみの一部となっており、元気な体作りに欠かせない要素です。
健康な猫の特徴3.規則正しい便通
健康な猫は、規則正しく便をします。便がスムーズであり、異常な変化がないことが重要です。便の状態は猫の消化器系の健康を示す重要な指標です。
健康な猫の特徴4.よく眠る
十分な睡眠を取ることも、健康の一環です。健康な猫は、規則正しい睡眠パターンを持ち、リラックスした状態で寝ることが多いです。
健康な猫の特徴5.体の重さに注意
抱き上げた時に、体がしっかりと重く感じる猫は、筋肉がしっかりしている証拠です。筋肉がついていることで、健康的で適切な体重を維持していることが分かります。逆に、体が軽すぎたり、筋肉がないと感じる場合は、体調に問題があるかもしれません。
健康な猫の特徴6.行動に注目
落ち着きがなく、驚いた時の反応が鈍い猫は、健康に問題がある可能性があります。正常な猫は、環境の変化や刺激に対して敏感に反応し、活動的です。
健康な『子猫』の見分け方について。健康チェックポイント5選
子猫の健康をチェックするためには、以下のポイントに注意を払いましょう。これらのサインを確認することで、元気で健康な子猫を見分ける手助けができます。
- 目がイキイキと輝いている
- 目ヤニや涙の量が正常
- 目を痒がる様子がない
- 嫌なにおいがしない
- 白目の色が正常
健康チェックポイント1.目がイキイキと輝いている
健康な子猫の目は生き生きと輝き、目の周りに充血や傷が見られません。目が輝いていることで、全体的な健康状態が良好であることが確認できます。
健康チェックポイント2.目ヤニや涙の量が正常
子猫の目から異常に多くの目ヤニが出たり、涙で目の周りが濡れていたりしないことが大切です。これらの症状が見られると、目の病気や感染の兆候かもしれません。
健康チェックポイント3.目を痒がる様子がない
健康な子猫は目を痒がる様子を見せません。目を頻繁にこする行為が見られる場合、アレルギーや感染症の可能性があります。
健康チェックポイント4.嫌なにおいがしない
健康な子猫には不快なにおいがありません。口臭や体臭が強い場合は、歯周病や皮膚の問題が考えられるため、獣医の診察が推奨されます。
健康チェックポイント5.白目の色が正常
健康な子猫の白目は清潔な白色で、黄色っぽくなったり、眼球が白く濁っていたりしません。白目の変色は、肝臓や眼の病気のサインかもしれません。
猫の病気で一番多いのは『心臓病』。健康維持のために知っておくべきポイント
猫の心臓病は、特に注意が必要な健康問題の一つです。猫に最も多く見られる心臓病は、心臓の筋肉、特に左心室や心室中隔が肥厚してしまい、血液を全身にうまく送れなくなる病気です。
以下に、心臓病の初期症状と進行段階で現れる兆候を詳しく解説します。
心臓の肥厚と血液循環の障害
心臓病では、心臓の筋肉が異常に肥厚し、血液を効果的に全身に送ることが難しくなるといわれています。これにより、猫の体が必要とする酸素や栄養が十分に行き渡らなくなります。
初期は無症状が多い
心臓病の初期段階では、猫に明確な症状が見られないことが多いといわれています。しかし、体内で徐々に変化が進行しているため、定期的な健康チェックが重要です。
病気が進行すると現れる症状
心臓病が進行すると、以下のような症状が見られることがあります。
- 食欲の減少:食欲が減退し、食事を取らないことが多くなります。これは、心臓が十分に機能しないために体力が低下している可能性があります。
- 元気の喪失:普段は活発な猫が突然元気をなくし、動きが鈍くなることがあります。心臓が疲れているため、エネルギーが不足しているのです。
猫の健康を守るためには、心臓病の早期発見と適切な対処が重要です。定期的な健康診断や、体調に変化があった場合は速やかに獣医師に相談することで、猫の健康を維持する手助けができます。
愛猫が元気で幸せな生活を送れるよう、日頃からの注意が大切です。
猫の平均寿命について知っておこう
愛猫の健康を考えるということは、1日でも愛猫と長く過ごしたいと考えている飼い主が多いと思います。一般的に猫の平均寿命は12~18年程度と言われています。
では猫の年齢は、人間で換算すると何歳になるのか…これから猫を飼う予定をしている、もしくはまだ猫を飼い始めたばかりの飼い主さんは知らない人もいるのではないでしょうか。
そこで『猫と人間の年齢換算表』を見てみましょう。
猫の年齢 | 換算された人間の年齢 |
---|---|
1か月 | 4歳 |
2か月 | 3歳 |
3か月 | 9歳 |
6か月 | 13歳 |
1年 | 17歳 |
2年 | 20歳 |
3年 | 28歳 |
4年 | 32歳 |
5年 | 36歳 |
6年 | 40歳 |
7年 | 44歳 |
8年 | 48歳 |
9年 | 52歳 |
10年 | 56歳 |
11年 | 60歳 |
12年 | 64歳 |
13年 | 68歳 |
14年 | 72歳 |
15年 | 76歳 |
16年 | 80歳 |
17年 | 84歳 |
18年 | 88歳 |
19年 | 92歳 |
20年 | 96歳 |
このようになります。仮に愛猫が18年生きたとして、人間の年齢に換算すると88歳となります。
次に猫の寿命に関係のある主な3つの要因をまとめてみました。
- 猫種による違い
- 飼い方による違い
- 飼い方による違い
猫種による違い
猫の平均寿命、実は猫種によってちょっと違いがあるんです。そこで、猫種別の寿命の違いについて説明します。
- ミックス猫(雑種):異なる2品種の純血猫の血が混ざっているため、遺伝的に丈夫な猫になりやすいです。平均寿命14.3歳という長寿命が期待できます。
- シャム猫:美しいシャム猫は平均的な寿命と言えるでしょう。平均寿命は12~15歳ほどです。シャム猫は警戒心の強い猫ですが、心を開いた相手には甘えてきます。
- ペルシャ猫:ゴージャスな毛並みのペルシャ猫は『猫の王様』と呼ばれています。12~15歳の平均的な寿命と言われています。ゆったりとした性格で、家の中でのんびり過ごすのが好きです。
- メインクーン:大型種であるメインクーンは、平均寿命が13~15歳と言われています。優しくて落ち着いた性格の子が多いですね。
猫種によって平均寿命が違うのは、その猫種特有の遺伝的な要因や、健康状態に関連する傾向があるからです。でも、どんな猫でも、愛情を持って大切にケアすれば、きっと長生きしてくれるはずです。
毎日のちょっとした気配りで、猫との素敵な時間をより長く楽しんでくださいね。
飼い方による違い
猫の平均寿命は、飼い方によっても大きく変わってくるんです。愛情たっぷりの飼い方で、猫と長く幸せに過ごしましょう。ここでは、具体的な飼い方のポイントを説明します。
- 定期的な健康チェック:年に一度は獣医さんで健康診断を受けさせること。早期発見・早期治療が長寿の秘訣です。
- 適切な食事:高品質でバランスの良い猫専用フードを与え、肥満を防ぎましょう。猫の年齢や健康状態に合わせたフード選びが大切です。
- 定期的な運動:猫も適度な運動が必要です。おもちゃで遊んだり、キャットタワーでのぼり降りをすることで、適切な体重管理とストレス解消につながります。
- ストレス管理:猫がストレスを感じないよう、安全で快適な環境作りを心がけてください。隠れる場所や高い場所を作ってあげると良いです。
- 愛情たっぷりの交流:猫とのコミュニケーションも健康維持には欠かせません。ブラッシングや撫でる時間を大切にして、信頼関係を深めましょう。
これらの具体的なケアを心がけることで、猫の健康を守り、一緒に過ごせる時間をより長く、幸せなものにできます。
オス・メスによる違い
猫の平均寿命には、オスとメスでちょっとした違いがあるんです。メス猫の平均寿命が14.8歳であるのに対して、オス猫の平均寿命は13.7歳とされています。
オス猫とメス猫の寿命に関係しそうな要因をまとめてみました。
- 避妊・去勢の影響:避妊されたメス猫や去勢されたオス猫は、一般的に健康状態が良く、平均寿命が長いとされています。これは、性ホルモンに関連する病気のリスクが低下するためです。
- 性格の違いによる危険性:オス猫は好奇心旺盛で外をうろつくことが多いため、外傷や事故、感染症の危険性が高まることがあります。メス猫は比較的落ち着いており、室内で過ごす時間が多くなりがちです。
- ストレスの影響:オス猫は縄張り意識が強く、ストレスを感じやすいことがあります。メス猫は社会性が高い傾向にありますが、多頭飼いの場合は縄張り争いを起こしにくいです。
これらの違いを理解し、猫一匹一匹の性格や要求に合わせたケアを心がけることが、長寿につながります。避妊や去勢、安全な環境の提供、ストレス管理に気を配ることで、猫ともっと長く、幸せに過ごすことができますよ。
猫が病気になりやすい年齢は?高齢期に注意が必要なポイント
猫も人間と同じように、年齢を重ねることで健康リスクが増えてきます。特に6歳から7歳になると、さまざまな健康問題にかかる可能性が高くなります。この年齢は、人間の年齢に換算すると約40歳に相当します。
以下に、6歳以降の猫の健康リスクとその対策について詳しく解説します。
年齢とともに増える健康リスク
猫が6歳になると、体の老化が始まり、さまざまな病気にかかるリスクが高まります。心臓病、腎臓病、糖尿病などの慢性疾患は、この年齢から特に注意が必要です。年齢に伴う体調の変化を早期に察知するためには、定期的な健康チェックが重要です。
6歳からの体調変化
6歳の猫は、エネルギーの減少や体重の変化、食欲の変動など、さまざまな体調変化を示すことがあります。これらの変化は、老化の一部として自然なものですが、異常がある場合は早めに獣医師に相談することが大切です。
定期的な健康チェックの重要性
この年齢からは、定期的な健康診断が特に重要です。血液検査や尿検査、体重測定などを通じて、体内の異常を早期に発見し、適切な治療や管理を行うことができます。獣医師による定期的なチェックアップが、健康を維持するための鍵です。
生活環境の改善
高齢の猫には、快適な生活環境を提供することも大切です。クッション性の良い寝床や、食事や水が取りやすい場所に配置することで、体調をサポートすることができます。
愛猫の『安全と健康維持』を考えて生活することが大切
私も愛猫の健康維持のため、日々工夫をしています。猫が健やかに生活できるよう、私たち飼い主ができることはたくさんあります。これから猫を飼う予定の方にも、ぜひ参考にしてもらえたらと思います。
- 脱走しないように注意する
- いつでも水分を取れる状態にしておく
- 室内でのケガに注意する
- 置きエサはしない
- おもちゃを清潔に保つ
脱走しないように注意する
猫が外の世界に興味を持つのは、とっても自然なこと。僕の愛猫も、毎日ベランダの窓から外をじっくり観察するのが日課です。でも、私たちの愛猫が安全に過ごすためには、脱走防止が超重要です!
私の家はマンションなので、もし愛猫が外に出てしまったら大変です。交通事故や他のノラ猫とのトラブルも心配ですよね。だから私は、家のドアやベランダの窓は絶対に開けっぱなしにしないようにしています。脱走防止のためには、市販のフェンスを設置するのも良いアイデアです。
猫が外の世界に興味を持つのは自然なことです。ですが、私たち飼い主がしっかり対策を講じて、愛猫が安全に過ごせるように気を配りましょう。愛猫との安全で幸せな毎日を、これからも大切にしていきたいです!
いつでも水分を取れる状態にしておく
猫がいつでも快適に過ごせるように、水分補給はとっても大切です。猫は喉が渇いていても、あまり水を飲まない傾向があります。私の愛猫も、なかなか水を飲んでくれないことがあります。
そこで、猫の水分補給の工夫です。私は、毎日の食事のうち1食をウェットフードにして、水分をたっぷりと取らせています。食事のそばにはいつも新鮮な水を置いておくのはもちろん、家のいろんなところにも水のボウルを設置しています。
猫が好きな場所に水を置いておくことで、ちょっとのどが渇いたときにサッと飲めるようにしてあげましょう。愛猫の健康維持のためにも、水分補給は欠かせないんです。愛猫がいつも元気で、水分不足に悩まされることがないように、私たち飼い主がしっかりサポートしてあげましょう!
室内でのケガに注意する
猫をお家に迎えたら、安全な環境を作ることが大切です。私も愛猫を迎えた時、すぐに『観葉植物』とか『割れ物』を片付けました。猫がいたずらして、食べたり落としたりすると危ないからです。
特に、幼猫の時期は注意が必要です。高いところからジャンプするのが大好きでも、着地をミスって骨折なんてことも考えらます。なので私は、キャットタワーの周りにクッションを置いて、万が一の時のための安全対策をしています。
そして愛猫が体内に入れてはいけないものを口にしないように、日々気をつけています。
置き餌はしない
猫の食事管理、みなさんはどうしていますか?よくある方法の一つに、『置き餌』というのがありますね。これは、餌をいつでも食べられるようにしておくことを指します。ですが、置き餌は一般的に推奨されていません。
理由は、衛生面に問題があるからです。置き餌だと、ホコリやゴミが混じる可能性がありますし、夏場なんかはコバエが寄ってくることもあります。愛猫が汚れた餌を食べてしまうと、健康を害する恐れもありますよね。
その他に置き餌をオススメしない理由
- 餌の鮮度が落ちる
- 食事量を管理しずらい
- 体調不良などによる食欲不振に気づきにくい
という理由です。
どうしても置き餌をしなければならない状況の場合は、『ウェットフード』ではなくカリカリと言われる『ドライフード』をおすすめします。
おもちゃやアイテムを清潔に保つ
猫のおもちゃは、かじったり振り回したりするうちに、よだれや足の汚れがついちゃいます。食器も、食べカスやよだれが付着しがちです。
そこで私が気おつけていることは、おもちゃは定期的に洗濯して、食器は毎回熱いお湯をかけて洗っています。トイレに関しても、砂を全て抜いてから、定期的にきれいに洗っていますよ。
これらの小さな努力が、猫の健康を守ることにつながるんです。猫が病気にならないように、日々の清掃をしっかりと行うことが大切です。
健康な猫は、飼い主にとっても一番の幸せですからね。
愛猫に与えてはいけない食べ物とは?
人間には無害な食べ物でも、猫にとっては危険な食べ物があります。
- 玉ねぎや長ネギ
- イカ
- 生の豚肉
- 牛乳やチーズなどの乳製品
- 刺激の強い香辛料
- 塩分の多い食べ物
- 冷たい食べ物
では、これから解説していきます。
玉ねぎや長ネギ
猫ちゃんに与えてはいけない食べ物の一つに『玉ねぎ』と『長ネギ』があります。これらに含まれる『硫化アリル』という成分が、猫の赤血球に悪影響を及ぼし、重度の貧血や呼吸困難を引き起こす可能性があるんです。
たとえ少量であっても、猫に与えるのはとっても危険です。私たちの食事によく使われるこれらの食材が含まれている料理も、猫には絶対にダメです。猫が興味を示しても、分け与える前には必ず食材の成分をチェックしてください。
そして、もしも玉ねぎや長ネギを食べてしまった場合は、すぐに獣医師の診察を受けることが大切です。
イカ
愛猫の食事に『イカ』を加えるのはちょっと考えものです。イカには、猫の胃腸に負担をかける消化しにくいタンパク質や繊維が含まれているんです。これらが原因で、胃腸のトラブルを引き起こす可能性がありますよ。
さらに、イカは塩分や調味料で味付けされることが多いですよね。これらの添加物も、猫の健康には良くない影響を及ぼすことがあります。たとえ天然のイカであっても、猫には適さない食材です。
生の豚肉
猫の食事に『生の豚肉』を含めるのは、避けるべきです。生の肉には細菌や寄生虫が潜んでいるリスクがあり、これが愛猫の健康を脅かすことになるかもしれません。特に生の豚肉には、トキソプラズマという寄生虫が存在する可能性があり、これは猫にとって非常に危険です。
さらに、生肉には猫に必要な栄養バランスが整っていないことも多いです。猫の健康維持に必要な栄養素が不足してしまう恐れがあります。
愛猫の健康を守るためにも、生の豚肉は与えないようにしましょう。
牛乳やチーズなどの乳製品
愛猫に牛乳やチーズなどの乳製品を与えたくなる気持ち、わかります。猫と牛乳の組み合わせって、なんだか絵になりますよね。でも、実はこれらの食品は猫にとって最適ではないんです。
実は猫ちゃんの多くは乳糖不耐症。つまり、牛乳に含まれる乳糖をうまく消化できないんです。牛乳を飲むと、下痢やお腹の不快感を引き起こすことがあります。
チーズやその他の乳製品も、高脂肪含有量と乳糖のため、猫の消化システムに負担をかけることがあるんです。さらに、これらの食品に含まれる塩分も、猫には多すぎるのです。
愛猫の健康を考えると、乳製品は控えた方が良いでしょう。
刺激の強い香辛料
猫と香辛料、実は相性が悪いんです。猫にとって、刺激の強い香辛料は大きな危険を伴います。ニンニクや唐辛子のような強い香りのスパイスは、猫の敏感な嗅覚にとって非常に不快で、健康にも悪影響を及ぼすことがあります。
これらの香辛料に含まれる化学成分が、猫の消化器系を刺激し、消化不良、嘔吐、下痢などの症状を引き起こす可能性があります。さらに、猫にとっては一部の香辛料が有毒で、深刻な健康問題を引き起こすことも考えられます。
特に注意が必要なのは、ニンニクやニラです。これらに含まれる成分が、猫の赤血球を破壊し、重度の貧血を引き起こすことがあります。
愛猫の健康と安全を守るためにも、香辛料の使用はやめましょう。
塩分の多い食べ物
猫にとって、塩分の多い食べ物は大敵です。私たち人間にとって普通の塩分量でも、猫にとっては過剰な塩分摂取になってしまうんです。これが健康問題を引き起こす原因となることがあります。
特に、加工食品や缶詰、スナック類に含まれる塩分は、猫の体にとって大きな負担です。脱水症状や電解質の不均衡を引き起こす可能性があります。さらに、塩分過多は高血圧や心臓病のリスクを高めることも考えられます。
これらの病気は猫の健康に深刻な影響を及ぼす可能性がありますから、日頃から塩分を含む食品は避けるべきです。
冷たい食べ物
猫に冷たい食べ物を与えるのはあまりおすすめできません。猫の消化器官は温かいか室温の食べ物を消化するようにできています。冷たい食べ物を与えると、消化不良や胃腸の不快感を引き起こすことがあるんです。
冷蔵庫から出したばかりの食品や、冷凍食品は特に避けた方が良いでしょう。冷たい食べ物は猫ちゃんの嗅覚を鈍らせてしまい、食欲不振の原因になることもあります。
猫は食事の温度や香りにとても敏感です。食べ物が冷たいと、その匂いが十分に感じられず、食べる意欲が減少することがあります。愛猫の食事は、できるだけ室温か温めてから与えるようにしましょう。
おまけ。私の愛猫『そら』の健康管理について
上の動画は私の愛猫の『そら』です。肉球をグルーミングしております。私の愛猫は『クリーム色の猫』です。
上の動画は、キャットタワーでおやつの『チュール・まぐろ味』を食べる愛猫です!
愛猫のそらとの毎日は、いつも癒しと笑顔でいっぱいです。先日、そらと一緒に病院へ行き、『一般身体検査』、『猫3種ワクチン』の接種、そして『爪切り』をしてきました。『予防接種証明書』も頂きました。
猫3種ワクチン5500円+爪切り550円+一般身体検査1100円=合計7,700円でした。
面白いのは、ワクチン接種はおとなしく受けていたそらが、爪切りでは大暴れしていました。まるで『怒』の表情を見せていました…
車内ではペットケースの中で大暴れして、もう写真では愛猫の姿がほとんど見えなくなってしまいました。病院前で、ちょっと緊張気味の愛猫を撮影して、この大冒険の記録を残しました。
この記事のまとめ
猫の安全と健康を維持するためのポイントをご紹介しました。
大切なのは『安心・安全・清潔』の3つを心がけ、それには猫用アイテムも欠かせません。また、愛猫にストレスをできる限り与えないよう心がけることも重要です。猫はストレスを受けやすい生き物ですが、そのストレスが病気や食欲不振につながることがあります。
さらに、愛猫に与えてはいけない食べ物や、自宅で行える愛猫の健康チェックについても説明しました。覚えておくべきことは、『人間には無害な食べ物でも、猫にとっては危険な食べ物がある』ということです。
そして、日々の暮らしの中で、愛猫の健康を見守ることが大切です。
この記事を読んでくれた皆さんに、愛猫と一緒に楽しく健やかな日々が訪れますように。