今日は千葉県佐倉市にある猫に出会えるパワースポット『麻賀多神社(まかたじんじゃ)』についてお話しします。この神社は、猫好きにはたまらない癒しの場所です。猫と一緒に神社巡りを楽しむことで、心も体もリフレッシュできますよ。
他にも千葉県旭市にある、猫に出会える神社『鎌数伊勢大神宮』へ実際に行ったとき記事がありますので、興味のある方は覗いてみてください。
私自身も猫が大好きで、麻賀多神社に行ったときは本当に癒されました。この記事では、麻賀多神社の魅力やアクセス方法、神社の歴史など、具体的な情報を交えてお伝えします。
猫に出会えるスポットとしても有名なこの神社、一度は訪れてみたいですよね。それでは、早速麻賀多神社の魅力を探っていきましょう!
『千葉県佐倉市』はどんなところ?
千葉県佐倉市は、千葉県のほぼ中央に位置する自然豊かな市です。都心からのアクセスも良く、電車で約1時間ほどで到着します。佐倉市は歴史と文化が深く根付いており、江戸時代には佐倉藩の城下町として栄えました。
市内には、佐倉城址公園や国立歴史民俗博物館などの観光スポットがあり、歴史好きにはたまらないエリアです。また、桜の名所としても知られており、春には多くの観光客が訪れます。
さらに、佐倉市は自然環境が豊かで、緑豊かな公園や川があり、リラックスできるスポットもたくさんあります。そんな佐倉市の中でも、特に注目なのが『麻賀多神社』。猫好きにはたまらない癒しの場所として、近年人気が高まっています。
猫に出会える神社『佐倉藩鎮守・麻賀多神社』について
ここは麻賀多神社が『佐倉藩鎮守』としての役割を果たしていたことについて、少し触れておきましょう。
まず、『鎮守』という言葉ですが、これは地域や集落を守る神様のことを指します。佐倉藩鎮守というのは、佐倉藩全体を守る神様という意味になります。つまり、麻賀多神社は佐倉藩の人々にとってとても大切な存在だったのです。
佐倉藩は、江戸時代に存在した藩で、現在の千葉県佐倉市周辺を治めていました。この藩の中心となる佐倉城は、徳川家康の命令で築かれ、その後多くの藩主が城を治めました。その中でも特に有名なのが、土井利勝(どいとしかつ)と堀田正睦(ほったまさよし)です。
佐倉城の西側に位置する麻賀多神社は、藩主や家臣たちにとって重要な信仰の場でした。特に堀田正睦公の時代には、神社の社殿が新しく建て替えられ、藩主自らが社殿の造営に力を入れました。このことからも、麻賀多神社がいかに大切にされていたかがわかりますね。
これから佐倉藩鎮守・麻賀多神社の御祭神や御由緒、現在の境内の様子などを写真と合わせてご紹介していきます。
基本情報(麻賀多神社までのアクセス)
- 住所:〒286-0003 千葉県成田市台方1番地(佐倉城址公園入口)
- アクセス(電車):JR佐倉駅から徒歩15分 京成佐倉駅から徒歩15分
- アクセス(車):佐倉インターから車で10分 四街道インターから車で10分
- 社務所受付時間:9時00分~17時00分
最寄り駅の『JR佐倉駅』から徒歩約15分ほどで到着するようですが、私は車で行きました。駐車場(無料)もあるようなので、車で行くのがおすすめです!
麻賀多神社の『御祭神』について
御祭神は古事記には『和久産巣日神(わくむすひのかみ)』、日本書紀には『稚産霊命(わくむすひのみこと)』とみえるお名前の神様だそうです。伊勢の神宮外宮の御祭神『豊受姫神(とようけひめのかみ)』の御親神とのことです。
- 『和久』
- 『稚』
上記のようなお名前は、ともに若いか幼いという意味とのことです。
- 『産巣日』
- 『産霊』
上記の2つは形成する・完成するの意味で、若い・幼いものを育てあげるという御神徳を表しているようです。人・万物・事業の生成・発展を見守ってくれる神様で、殊・恋愛成就・安産子育・健康守護・事業発展の御神徳をいただけるありがたい神様なんです。
麻賀多神社の『御由緒』について
■麻賀多神社とは?
麻賀多神社は、古くから『まかたさま』として地元の人々に愛され、信仰されてきた神社です。実は、麻賀多神社は佐倉市内に11社、隣接する酒々井町に2社、成田市に2社、富里市に2社、八千代市に1社と、たくさんあるんですよ。でも、これらの神社は全国的に見ても珍しく、特に印旛沼の東側から南にかけての地域に集中しているんです。
■歴史的な背景
麻賀多神社の名前は、今から約1050年前に完成した『延喜式』にも記載されているほど古くから知られていました。創建時期は定かではありませんが、佐倉地方が開かれた頃と伝えられています。
千葉県は古来から麻の産地で、『総国(ふさのくに)』の『総』は麻を意味します。印旛地方は、下総国が成立する前は印旛国と呼ばれ、朝廷から国造が派遣されていました。その国造が祀ってきたのが麻賀多神社で、『麻の国で多氏が賀す神の社』とも読めるんです。
■江戸時代と麻賀多神社
江戸時代になると、佐倉城が築かれ、城の近くにある麻賀多神社は、佐倉藩の総鎮守として大切にされました。藩主や家臣たちは、この神社を篤く信仰し、社殿の造営や奉納が行われました。現在の社殿は、天保14年に藩主堀田正睦公によって建て替えられたもので、平成15年には氏子たちによって大修営が行われました。
■近代以降の麻賀多神社
明治維新後、佐倉城跡に陸軍連隊が配置され、兵士たちが武運長久を祈願しました。現在でも、安産育児、家内安全、病気平癒などを祈願する人々が訪れています。
■境内について
麻賀多神社の境内は、樹齢800年以上の大銀杏をはじめ、古木や大樹に囲まれています。これらの木々が、訪れる人々に安らぎを与えています。神社は、地域の人々の憩いの場として、いつの時代も変わらず愛され続けています。
麻賀多神社は、その歴史と自然が織りなす素晴らしい場所です。ぜひ、佐倉市を訪れた際には、この神社にも足を運んでみてもらいたいです。
麻賀多神社の境内の様子
さあここからいよいよ境内の様子です!実際に行ってみた感想として、大きな神社ではないですが佐倉市の雰囲気と相まって、スピリチュアルな感覚がありました!
麻賀多神社の境内1.大鳥居
階段を上がると、こんな立派な大鳥居が見えてきました…
麻賀多神社の境内2.東鳥居
こちらの東鳥居のすぐそばに駐車場がありました。
麻賀多神社の境内3.御神木・大銀杏(おおいちょう)
上の写真は麻賀多神社の御神木『大銀杏』です…樹齢800年以上は迫力がありました…
麻賀多神社の境内4.両士記念之碑・義烈之牌・忠勇之牌
麻賀多神社の境内には多くの記念碑が建てられていました。その中でも特に有名なのが以下の3つの碑だそうです。
- 両士記念之碑(りょうしきねんのひ):戊辰戦争時に佐倉藩で活躍した二名の関係者を記念した碑です。
- 義烈之碑(ぎれつのひ):戊辰戦争から日清戦争までの戦いで尽力した人々を称える碑です。
- 忠勇之碑(ちゅうゆうのひ):日露戦争で戦った人々の名前が刻まれています。
これらの碑には、日本の発展のために尽力し、亡くなられた方々の名前が刻まれています。麻賀多神社を訪れた際には、ぜひこれらの記念碑にも立ち寄って、歴史を感じてみてくださいね。
■両士記念之碑
■義烈之牌
■忠勇之牌
麻賀多神社の境内5.疱瘡神社(なで恵比寿)
少彦名命は、医薬や医術の祖神として、病気を治すご利益がある神様なんです。でも、それだけじゃないんです。少彦名命は、別名『なで恵比寿』としても知られています。神社にはこの神様の像があり、その像を優しく撫でることで、神様の力をいただけると言われています。
病気平癒を願っている方や健康を祈りたい方は、ぜひ麻賀多神社に足を運んで、少彦名命にお参りしてみてくださいね!
麻賀多神社の境内6.三峰神社(麻賀多さまの祖父母神)
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)は、火防(火事から守る)や盗賊除けのご利益がある神様です。家や家族を守ってくれる心強い存在なんですよ。
さらに、伊弉諾尊と伊弉冉尊は、『福禄寿(ふくろくじゅ)』としても信仰されています。福禄寿は、延命長寿や財運招福の力を持っている神様です。つまり、健康で長生きできるように、そして金運もアップするようにお守りいただけるんです。
麻賀多神社を訪れた際には、ぜひこの素晴らしい神様たちにお参りして、守ってもらいましょう!
麻賀多神社の境内7.拝殿
ついに到着しました!麻賀多神社の拝殿です。しっかりとお参りさせて頂きましたよ
麻賀多神社で出会えた猫さん
おぉ…麻賀多神社の草むらの陰に子猫を発見しましたよ!他にも数匹の子猫を発見しましたが、逃げてしましました…私も猫に好かれるスピリチュアル的なオーラがまだまだ足らないようです。
麻賀多神社で私が頂いた御朱印
お参りに持参するもの
主に持参した方がよい物は以下の3つです。
- 小銭
- 御朱印帳
- ファイル(クリアファイル、バインダーなど)
小銭
御朱印は300円~500円です。
マナーとして小銭を用意しておいた方がよいでしょう。
御朱印帳
私が購入した御朱印帳は2000円程度でした。御朱印帳をお持ちの方は持参するようにしましょう。
ファイル(クリアファイル、バインダーなど)
御朱印帳を忘れた場合は、用紙で頂けるとのことです。麻賀多神社の案内用紙も無料で頂けるので、クリアファイルなどがあるとよいでしょう。
おまけ。私の愛猫『そら』です
このように毎日、愛猫とほんわかとして暮らしています。私が愛猫を迎え入れたときのことは別の記事で解説していますよ。
私の愛猫は『短いかぎしっぽ、クリーム色のトラ猫』です。尻尾がクルっと丸まったかぎしっぽは、『幸運をひっかけてくる猫』や『幸せの扉を開けてくれる』などと言われていて、幸運を招く猫とされています。
今回のテーマは『猫』と『神社』ですが、参拝のとき神社で猫と遭遇すると『神様から歓迎されている』『神様に導かれている』『リラックスしてほしい』などの意味があります。
猫、神社、スピリチュアル、なんだか私はワクワクしてしまいます!
この記事のまとめ
今日は千葉県佐倉市にある猫に出会えるパワースポット『麻賀多神社』について詳しくご紹介しました。この神社は、古代からの歴史を誇り、地元の人々に愛され続けてきた場所です。
麻賀多神社の境内には、多くの見どころがあります。大鳥居や御神木、歴史を感じさせる記念碑の数々。さらに、豊受姫命や少彦名命、伊弉諾尊・伊弉冉尊といった素晴らしい神々が祀られており、それぞれに異なるご利益があります。
また、神社の境内には猫たちが自由に過ごしており、猫好きにはたまらない癒しのスポットとなっています。お参りの際には、御朱印帳や小銭を忘れずに持参してくださいね。
麻賀多神社を訪れることで、歴史と自然に触れながら心身ともにリフレッシュできることでしょう。千葉県佐倉市にお越しの際は、ぜひ麻賀多神社にも立ち寄ってみてください。癒しとご利益が待っていますよ!
これからも、素敵な神社巡りを楽しんでくださいね。読んでいただき、ありがとうございました!